立ちアオイ(懐かしいもの)

アオイの花が天辺まで咲くと
梅雨があけて夏が来る


立ちアオイを見ると
母が繰り返し言っていた
フレーズだ


実家には、昔、庭に
立ちアオイの花も
沢山あった


今は、道を歩いていると
梅雨になる前、、
5月の半ば過ぎでも
咲き出してるのを見かける


季節、時間は
待ってくれない
追い越していくくらいだ(笑)


認知症の母は、今は施設にいる


子どものいなかった私は、
結婚してからも、
時々、実家に寄り
母と共有した時間は、
結構、あっはずなのに、、


今、私を娘と認識できてた頃の母に
もう一度、
会いたいと思う、、

叶わないことだけど、、

立ちアオイを見ながら、
母の言葉を懐かしく思い

また、今年も何度めかの
夏が懐かしいニオイと共に
やって来るんだなぁと思う